【カーディガン代わりに】サッと羽織れてサマになる“シャツ地アウター”
さて、毎年この時期になると「いい大人がTシャツ一丁ではサマにならない」問題が発生するのですが、今年は事情がいつもと少し違っている様子です。
いつもなら、夏用のジャケットをご提案していましたが、世間一般にオフィスカジュアルの職場が増えて、職場にテーラードジャケットを着ていく人が減っており、夏用のテーラードジャケットだと堅苦しく感じてしまう方が多いようで、これまで以上に、何を着てよいのか迷っておられるようです。
そんなご要望に応える形で、ご用意しましたのがシャツ生地を使ったシャツアウター。
テーラードジャケット型ではなく、様々なブランドからバリエーション豊富なデザインが提案され始めました。
まずご紹介いたしますのは、ORIAN【オリアン】のリネンカバーオール、 RARMY(ラーミー)です。
ブルゾンほど着丈は短くなく、ジャケットよりは着丈短めと言う、丁度良い丈感の「ブルゾン以上、ジャケット未満」の羽織物。
腰についた大き目なフラップ&パッチポケットから、ミリタリーな雰囲気も感じられますが、シャツ衿で比翼仕立てでボタンが隠れているあたりからフレンチワークジャケットのような雰囲気もしますのでチョアジャケットと呼ばせてもらっています。
夏でも涼しく着ることができるリネン100%の素材を採用。
一般的なシャツ生地よりは、少し地厚でペラペラな感じにはなりません。
ベージュとブラックをご用意しました。
税込52,800円となっております。
ORIAN【オリアン】のラーミーモデルの一番の特徴は、ラグランスリーブになった袖付け。
バラクータのG9やグレンフェルのゴルファーなどの英国ブランドのドリズラージャケットを
彷彿とさせますが、ゴルフウエアがルーツのドリズラージャケットはフロントがジップなのに対し、こちらのオリアンは、ボタンが隠れる比翼仕立て。
また、袖口、裾にリブは付いておらず、裾のサイドにアジャスターが付いています。
そのためスポーティーな印象ではなく、ミリタリーやワークな雰囲気の男らしさを感じます。
コーディネイトはデニムで合わせながらも、足元をローファーにし、配色もシンプルにまとめて大人な落ち着いた感じのスタイリングにしてみました。
こちらもやはり、気温が上がったら袖をロールアップして着ることで体温調整と同時に抜け感も演出でき、こなれた着こなしとなります。
裏地のついたアウターではできない、シャツ地アウターならではの着こなし方、試してみて頂きたいです。
次は ALESSANDRO GHERARDI【アレッサンドロゲラルディ】のリネンキューバシャツジャケット、GUAYABERA(グイヤベーラ)モデルです。
キューバシャツとは、キューバやメキシコなどカリブ諸国で愛用される伝統的な開襟シャツ。
現地では冠婚葬祭にも使えるフォーマルな正装として扱われる機能性と涼しさを兼ね備えたシャツです。
元々は畑で働く人々が着用していたものが起源とされており20世紀アメリカの偉大な小説家、アーネスト・ヘミングウェイが愛したシャツとしても知られています。
リゾートシャツではありますが、タフで男らしいハードボイルドな一面も感じ取れるのは
そのあたりの影響もあるのかもしれません。
ベージュ、1色展開、税込55,000円です。
一際目を惹くディテールはフロントの4つのポケットとピンタック。
ピンタックは後ろにも入れられています。
本格的なキューバシャツのピンタックは左右それぞれに7本入るとされていますので、こちらの ALESSANDRO GHERARDI【アレッサンドロゲラルディ】のGUAYABERAモデルは装飾を簡略化しているようです。
そのため、民族衣装的な雰囲気はほとんど感じず、どなたにでも取り入れて頂きやすい仕上がりとなっています。
コーディネイトは、このシャツジャケットのテイストに合わせてコロニアルなイメージとカラーリングで合わせてみました。
インナーの透かし編みのスキッパーニットの襟を外へ出し、シャツジャケットの襟の上に乗せた着こなし。
不思議とテーラードジャケットの襟にニットの襟を乗せた着こなしよりもキザな感じがしないと思いませんか。
それはキューバシャツがリゾートシャツだからなのか、アイテムが男らしいがゆえなのか、
定かではありませんが、真似できそうな着こなしです。
ライフスタイルの変化に伴い、テーラードジャケットの出番は減少傾向にあります。
しかし、品格が求められる大人の装いにおいて、Tシャツ一着スタイルはカジュアルすぎることも。
だからこそ今、おすすめしたいのが『シャツ地アウター』です。
ジャケットの手前にある上品さと、夏でも快適な着心地を両立。
周りに差をつける大人の夏スタイルを、ぜひ手に入れてみてください。































